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星野 勝
 星野 勝
Hoshino Masaru
昭和27年7月に東京都大田区に生まれる。大田区立馬込第三小学校で6年間、室生犀星作詞の校歌を唄う。室生犀星は石川県金沢市の出身ですが、大田区の「馬込文士村」に住む詩人として多くの作品を遺されました。我が母校の校歌は昭和25年に作られたようですが、私の数少ない誇りの一つです。

昭和50年に慶應義塾大学経済学部を卒業後、東京海上火災保険株式会社に入社。名古屋支店に配属され、トヨタ系自動車ディーラーを担当。
夜討ち朝駆けの営業を鍛えられる。その後営業開発部に異動し愛知・岐阜・三重3県の自動車営業推進担当として業界組織対応と管下支社の支援を行ない、当時の損保業界では支店として過去に例のない売上高500億円達成の感激を味わう。この時期は独身寮に入居し、寮長として総務部と交渉して自動洗濯機を初めて導入したことから寮生より熱烈に感謝される。もっとも本件は自分が楽をしたかっただけ、という動機でもある。一方休日は当時の愛知県3部リーグのチームとして専らサッカーを勤しむ。

昭和55年に東京営業第三部(その後組織変更により本店営業第三部)に異動、流通・物流営業を担当する。客先としてはダイエー、ジャスコ、三越、大丸、そごう、澁澤倉庫、乾倉庫およびそれら関連会社全てと今から考えれば「良くやっていたなあ!」という感想。とりわけ家計分野保険の伸展とともに、大手流通会社が「ワンストップショッピング」「総合生活産業」を標榜しはじめた中、小売店舗における保険の店頭販売を日本で初めて手がけ、当時の東京海上内でキャンペーン型販売新記録を作る。この時期は休日らしい休日の記憶があまりないが、流通業界における顧客志向の革新的ダイナミズムを肌で実感し、その後の私自身の発想回路に大きな影響を及ぼした。

昭和61年に岡山支店に転勤、振り返ればその後11年間の中国地方での生活のスタートとなった。支社巡回をする中で当時倉敷支社に勤務していた新人の女性と知り合い、結婚に至る。2年後に山陰地区の独立支店化に伴い、島根県松江市に転勤。そこでの想いは「地域医療コーナー」に書いてあるとおりですが、私にとって第二の故郷と言っても過言ではないでしょう。神話を真面目に読んだのは出雲の国に行ってからです。この頃でしょうか、私の中に心の芯というか柱というか、原理原則のようなものが芽生えていました。仕事もプライベートも毎日楽しく充実していてことが鮮明です。
1980年代の終わりに民間損保会社として介護費用保険を発売しました。島根県は当時すでに65歳以上の老人比率が16%を超え、21世紀の日本の縮図だと言われていました。特別養後老人ホームもいくつか建設中で、介護問題を切実な課題として知るきっかけとなったわけです。そんな状況でしたから介護の保険にも相当力を入れ、あのような小さなマーケットでありながら、一瞬日本一の座を取ったこともありました。

4年間の松江での生活に別れを告げ、妻の故郷である倉敷に支社長として赴任することとなりました。娘二人は幼稚園から小学生時代を倉敷で送ったわけですが、その幼稚園ではサラリーマンながらPTA会長に任命され、サンタクロースの衣装を着て子供たちにプレゼントを配ったのも楽しい思い出です。自分の娘は「お父さんに似ている」と思ったようですが、サンタのおとぎ話をこわすわけにもいかず「お父さんじゃないよ」と数年間子供に嘘をつき続けるはめとなりました。なお、小学校は妻の卒業校と同じという転勤族としては珍しく幸運なことでもありました。
仕事面においても5年連続総合優績支社表彰を受賞するなど充実していましたが、ちょうど厄年にかかる頃に妻の父と私の両親をほんの1年の間に失いました。義父は63歳でガン、実父は骨折による3ヶ月超の入院後最後は脳梗塞、母はくも膜下出血でした。その時医療を身近なものとして、我が事として初めて捉えました。

平成9年7月、本店営業推進部に転勤、全国の営業支援をする立場となり、とりわけ代理店経営に深く関わるようになりました。戦略的持株会社を設立したのもこの営推部時代です。ただ、想い出らしく語るには新しすぎるのでこの辺りで省略させていただきます。
平成15年6月末に自己開拓転進退職制度を利用し、長年お世話になった東京海上を円満退社し、自らの人生を新しく切り開くこととしました。
私自身は以上の通り医療の世界とは縁が薄く素人に近い人間ですが、気がついてみれば私の兄弟は病院経営をはじめ、皆医療関係の仕事をしていました。

私自身は「誠実に生きて、人の役に立つ」ことをモットーにしています。
ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

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<近況報告>
●MIT(メディカル・インテグレーション・チーム)勉強会
東京海上メディカルサービスの木村課長(看護師)により「医療事故の現況とリスクマネジメントサービス」を学習。その後懇親会で薫陶塾の黒岩代表、インフォミの守田代表他皆さんと歓談。